蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹(じんましん)は、むずむずするような痒みや非常に強い痒 みを伴う赤みを持った小さな皮膚のふくらみが突然できる疾患です 。皮膚のふくらみは地図のように癒合することもあります。 この症状は数時間で治まりますが、 別の場所でまた同じように出現しては消えることを繰り返すのが特 徴です。これが6週間以内なら急性じんましん、6週間以上続くと 慢性じんましんと呼びます。
じんましんの原因は多くの場合分からないのが現状で、
治療は主に抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の使用です。
また、症状が改善しても一定期間はお薬を飲み続けることが推奨さ れます。 治療を続けることでじんましんの症状を予防できることもあります 。
治療効果が見られない場合や症状が重い場合には、 他の治療法を検討することもあります。
そして、もし通常の治療法でじんましんが治らない場合は、 新しい注射薬「ゾレア」があります。 この薬は元々重症の気管支喘息の治療に使われていたものですが、 じんましんにも効果があることが判明し、 2017年から使用されるようになりました。 この薬は原因不明で何度も再発する慢性じんましんの重症患者さん に対して適応があります。
何れにしても、じんましんの症状が出た際には医師に相談し、 適切な治療を受けることが大切です。 症状が出たときの写真を撮っておくと、 医師との話し合いがスムーズになるでしょう。 お困りの方はお気軽に御相談ください。
そして、もし通常の治療法でじんましんが治らない場合は、
何れにしても、じんましんの症状が出た際には医師に相談し、