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稗粒腫について

稗粒腫について
 
稗粒腫とは、表皮の下で形成される1~2㎜の小さなできもので、白くブツブツとした見た目が特徴です。白ニキビと見間違えられがちですが、これはケラチンによる角質が毛穴に詰まったもので、特に顔の目や鼻周りにできやすいです。

稗粒腫ができる原因は色々あります。体質や加齢、皮膚の摩擦、手術後などの皮膚を傷つけた後などが考えられています。また、大きさが増えたり数が増えたりすることもありますが、感染症ではないため、他人に移ることはありません。

治療法としては、圧出法が主になります。細い針あるいはレーザーなどで小さい穴を開け、ピンセットなどを使って中の角質を押し出します。これには少し痛みが伴うこともあります。(当院ではご希望の方には麻酔テープを貼って痛みを軽減してから処置しております。)押し出した後は出血や赤みが出ることもありますが、これもすぐに治まります。また、この治療は保険適応内で、診察当日に行うことができます

予防方法としては、まずは摩擦を最小限に抑えるスキンケアを行うことが大切です。たっぷりの泡で洗顔を行い、水分は優しく抑えるように拭き取るようにしましょう。また、皮膚の新陳代謝を促進し角質が詰まるのを防ぐために、ピーリング作用のある化粧品の使用もおすすめです。さらに、日焼けは肌トラブルの8割を引き起こすと言われているため、紫外線対策も重要です。UVクリームを使用して、紫外線から肌を守りましょう。
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