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ほくろ

ほくろは、色素性母斑と呼ばれる良性のあざです。色や大きさ、形状はさまざまです。これらは、皮膚の特定の部分に母斑細胞が集まったもので、生まれつきあるものや、後から生じるものがあります。また、生まれつき皮膚の大部分に色素性母斑が広がっている場合、これを巨大色素性母斑と呼びます。

ほくろが悪性化する(皮膚がんになる)可能性は全体としては低いですが、特に巨大色素性母斑や手のひら、足の裏のほくろは注意が必要です。また、新しくできたほくろが大きくなる、色が一様でない、形が不規則である、境界が不明確である、治らない傷があるなどの場合は、皮膚科や形成外科を受診してください。

以下に、医師の診察が必要なほくろの特徴をいくつか挙げます:

1. 左右非対称のほくろ:片側が不規則な形状をしているほくろ。

2. ふちがギザギザのほくろ:形が特徴的で色の濃いほくろ。

3. 色の濃淡があるほくろ:色が均一でなく、淡い茶色から黒色までのグラデーションが見られるほくろ。

4. 隆起したほくろ、陥没したほくろ:ほくろが突き出ているか、皮膚の中に入っているほくろ。

5. 手のひらや足の裏に急にできた大きなほくろ:直径が7mm以上、または成長しているほくろ。

6. 出血しているほくろ:皮膚が割れて出血しているほくろ。


以上のような特徴を持つほくろを見つけたら、すぐに医師の診察を受けてください。

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