麻疹風疹(MRワクチン)
麻疹(はしか)と風疹は、どちらも感染力が非常に強いウイルス性の感染症です。特に妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに先天性風疹症候群という重い障害を引き起こす可能性があります。麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)は、これらの病気を同時に予防できる効果的なワクチンです。当院では、小さなお子様から成人の方まで、MRワクチンの接種を積極的に推奨しています。ワクチン接種を通じて、ご自身と大切な人を守りませんか?
麻疹風疹(MR)ワクチンの接種で予防できる病気や症状
MRワクチンは、麻疹と風疹という2つの病気を予防するためのワクチンです。それぞれの病気について詳しく見ていきましょう。
麻疹(はしか)
麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。感染力が非常に強く、空気感染、飛沫感染、接触感染によって感染が拡大します。
麻疹の症状
- 発熱(38℃以上の高熱が数日続く)
- 咳、鼻水
- 目の充血、目やに
- 発疹(最初は顔や首に出て、全身に広がる)
- 口の中にコプリック斑(小さな白い斑点)
麻疹は、肺炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。特に乳幼児や免疫力が低下している人は、重症化するリスクが高いため注意が必要です。
風疹
風疹は、風疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。麻疹ほど感染力は強くありませんが、飛沫感染によって感染が拡大します。
風疹の症状
- 発熱(37℃程度の微熱が多い)
- 発疹(小さく赤い発疹が全身に出る)
- 首や耳の後ろのリンパ節の腫れ
風疹は、麻疹に比べて症状が軽いことが多いですが、関節痛や血小板減少性紫斑病などの合併症を引き起こすことがあります。特に妊娠初期の女性が風疹に感染すると、赤ちゃんに先天性風疹症候群という重い障害(白内障、心疾患、難聴など)を引き起こす可能性があり注意が必要です。
麻疹風疹(MR)ワクチンの料金
MRワクチン(公費)1歳~2歳未満で1回接種。5歳~7歳未満で小学校就学前1年間の間に2回目接種。この期間に接種の方は無料となります。詳しくはさいたま市ホームページをご覧ください。
MRワクチン(自費) 8,360円(税込)
※料金は変更になる場合がございます。事前にご確認ください。
麻疹風疹(MR)ワクチンについてのよくある質問
Q1. MRワクチンは、何回接種すれば良いですか?
A1. MRワクチンは、通常、1歳と小学校入学前の2回接種します。成人の方で、過去に麻疹や風疹にかかったことがない、またはワクチン接種歴がない場合は、2回接種が推奨されます。
Q2. MRワクチンの副作用はありますか?
A2. MRワクチンは、比較的安全なワクチンですが、接種後に発熱や発疹などの軽い症状が出ることがあります。これらの症状は通常、数日以内に自然に治まります。
Q3. 妊娠中にMRワクチンを接種できますか?
A3. MRワクチンは、生ワクチンであるため、妊娠中の接種はできません。妊娠を希望される女性は、妊娠する前にMRワクチンを接種することをおすすめします。
Q4. 成人ですが、今からMRワクチンを接種しても効果はありますか?
A4. はい、効果はあります。特に、医療関係者や教育関係者など、感染リスクが高い職業の方は、MRワクチンの接種を検討することをおすすめします。また、過去にMRワクチンを接種したかどうか不明な場合も、接種を検討してください。
当院でおこなっている麻疹風疹(MR)ワクチンの診療について
当院では、MRワクチンの接種にあたり、事前に医師による問診と診察を行っています。ワクチン接種のスケジュールや、副反応について詳しく説明し、患者様が安心して接種できるよう努めています。また、ワクチン接種後も、体調の変化などがあれば、お気軽にご相談ください。
院長より
麻疹と風疹は、ワクチンで予防できる病気です。しかし、依然として流行することがあり、特に風疹は、妊娠中の女性にとって大きな脅威となります。当院では、地域住民の皆様が安心して生活できるよう、MRワクチンの接種を積極的に推進しています。ご自身の健康のため、そして大切な人を守るため、MRワクチンの接種をご検討ください。ご不明な点やご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
