スポーツ整形外科
スポーツをするときに起こるケガや障害は、通常のケガとは異なり、特別な治療が必要なことがよくあります。スポーツドクターとして、治療と再発防止を早急に行います。
スポーツでよく見られる外傷には、突き指、手首や足首の捻挫、靭帯の損傷、骨折、脱臼、打撲、腱やアキレス腱の断裂、肉離れなどがあります。これらのケガは早期の治療が重要で、遅れると長期間スポーツを休む必要が出てきます。無理をせず、早目の治療を心がけてください。
また、スポーツ障害というのは、特定のスポーツによって起こりやすい障害を指します。テニス肘、ゴルフ肘、野球肘・野球肩、シンスプリント、疲労骨折、ジャンパー膝、半月板損傷、アキレス腱炎などがよく見られます。
特に、成長期の子供たちはまだ体が完成していないため、毎日の練習による慢性的な障害を発症しやすいです。また、年齢が進むとともに発生しやすい障害もあります。スポーツの種類や活動の強度により、リハビリを含む適切な治療を提供します。